佐土原Tシャツ販売開始!!

佐土原城の登城記念にいかがですか?
いろは館店内の佐土原城グッズコーナーにて販売しています。

背中には、関ケ原の戦いにおける佐土原城主島津豊久の敵中突破「島津の退き口」をイメージしたイラストをプリントしています!
島津豊久公は、戦国時代(安土桃山時代)の武将で、父は「島津四兄弟」で知られる軍法戦術に長けた島津家久です。

豊久は若いころから数々の武功を挙げ、父家久亡き後はわずか18歳で佐土原城主となります。
関ケ原の戦いでは、反徳川方の西軍として参戦。しかし戦いが東軍優位となると島津軍は戦場で孤立するかたちとなり、退路を断たれ絶体絶命のピンチを迎えます。

島津軍の総大将である叔父の義弘公が切腹をする覚悟を決めると、「島津家の存在は義弘公にかかっている。義弘公こそ生き残らねばならない」と叔父を説得し、「天運はすでに窮まる。戦うというも負けは明らかなり。我もここに戦死しよう。義弘公は兵を率いて薩摩に帰られよ。国家の存亡は公の一身にかかれり」と述べ、自身が捨て身となり敵陣を突破し叔父の義弘公を無事退却させることに成功しています。(享年30歳)

この敵中突破、前進退却はのちに「島津の退き口(しまづののきぐち)」と呼ばれ、歴史上類を見ない壮絶な撤退劇として語り継がれています。

佐土原城Tシャツは佐土原城主島津豊久によるこの「島津の退き口」をイメージしたデザインとなっています。